今回は、筆者が独学で勉強して【ITパスポート】に一発合格した方法をご紹介します。
IT関係の職場でバリバリ働いているとは、全く正反対のIT初心者おばさんが、2週間の独学で初受験で合格できました。余裕で合格!ではありませんでしが、合格は、合格!(笑)
独学での学習だったのでお金はほとんどかかりませんでした。どのように勉強して「合格」できたのか、ご紹介します。
【ITパスポートとは】
ITパスポートとは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。
iパスは、2009年の開始以来、多くの方に受験されており、社会人やこれから社会人となる学生など幅広い層から支持されています。( 応募者データ)企業では、社員の人材育成に幅広く活用されており、採用活動におけるエントリーシートへの記入を求める動きが広がるなど、多くの企業で積極的に活用されています。
大学や高校では、iパスのシラバスに沿った授業を行う学校もあり、合格支援のため対策講座を開設する学校も増えています。( 活用事例)
【試験の合格率】
この【ITパスポート】は、国家試験ですが、合格率が約50%なので、狙いやすい資格だと思います。
この表は、公式サイト発表の2022年1月の受験結果です。
こちらは、1年間の統計数です。
この2つの表を比べると、筆者が受験した2022年1月は比較的難しかったようですね。
1年間の平均合格率:53.9%
2022年1月の平均合格率:52.7%
難しい月の受験だったようですが、筆者は、合格できて、ラッキーでした。
【使用したもの】
筆者が使用した教材は、2つだけです。しかもほとんどお金はかかっていません。
①テキスト
テキストは、キンドルのアンリミテッド(KindleUnlimited)を利用しました。
当初は、3ヶ月99円キャンペーンだったので、筆者は、33円でそのテキストを使用できた計算になります。
たったの33円です!
ずばり使用したテキストはこちら
改訂版 この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集 Kindle版
ほんと、この1冊で合格出来ました!
解説がとても分かりやすいです。
カラーで絵や図などが沢山入っているので、筆者のようにイメージ図で覚える方には最適なテキストだと思います。問題も入っているので、確認もできます。
アマゾンのサイトでは、中身も試し読みできるので見てみてください。
キンドルの読み放題にするなら、ダウンロードするだけですが・・(笑)
②無料サイト
この試験を受験しようと思っている方ならきっとご存じの方も多いと思いますが、
ITパスポート「過去問道場」をかなり利用させていただきました。
かなり多くの過去問を解くことが出来、解説も付いているので理解しやすいです。
また、分野ごとにわけて勉強できるようになっているので、自分の苦手分野を集中的に勉強する際にも役立ちました。
こんな素晴らしいサイトが無料って凄いですよね。
【勉強方法】
使用したテキストなのは、
①改訂版 この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集 Kindle版
②無料サイト「過去問道場」
2つだけですが、どのように勉強したのかをご紹介します。
まずは、
①のテキストでひと通り読む
・どんなテストなのか?
・どんな用語などが出るのか?
・そんな問題なのか?
を読んで、カラーの絵や図などをイメージ画としてとりあえずインプットしました。
筆者は、教科書やテキストをカメラで写真を撮るように脳にインプットする派です。(笑)
その為、カラーの絵や図は、かなり重要です。
その後、
②の無料サイトで、問題を解きまくりました。
★★ポイント★★
例えば:RFIとRFPの違い?って考える時も
RFI : Request For Information ➡情報提供依頼
RFP : Request For Proposal ➡提案依頼書
とアルファベットで覚えるよりも、英語で覚えた方が覚えやすいです。
これも、自作ノートを脳のカメラでパッシャりとして覚えます。
ノートにまとめる時には、この用語には、この言葉!みたいな重要箇所にハイライトしました。
実際の試験では、
同じ説明で出てくることはあまりないので、違う説明の仕方でも、しっかりとそのものの意味を理解しておくことが必要だと思います。
一問一答のような、単なる暗記ではなく、理解です。
【合否判定】
総合評価点600点以上(1,000点満点)
分野別評価点 各300点以上(1,000点満点)
総合評価点が600点以上でも、分野別評価点が3つとも300点以上ないと不合格になります
筆者は、
総合評価点:635点
ストラテジ系:610点
マネジメント系:505点
テクノロジ系:630点
だったので、余裕というわけではありませんが💦
合格は合格!なので良かったです。
ちなみに、合否判定は、試験終了後、すぐに使用していたパソコンの画面に表示されます。
筆者は、それを知らず、その場で合否が出てビックリしました。
と言っても、合格・不合格と表示されるわけではなく、
総合評価点:635点
ストラテジ系:610点
マネジメント系:505点
テクノロジ系:630点
この点数が表示されるだけなので、合格出来ているのか、不安ではありました。(笑)
数時間後には、申し込みをした、サイトでログインをしてこの点数を確認することができるので、点数を忘れてしまった場合や、見逃してしてパソコンを閉じてしまっても大丈夫です。
1月中旬に受験したのですが、合格証が届いたのは、2ヵ月後くらいでした。
公式サイトには、発送用予定日が記載されていました。
経済産業大臣の名前入り国家試験!って書かれているので、なんだか気分良い感じです。♪♪
【まとめ】
今回は、独学で【ITパスポート】に一発合格した勉強方法をご紹介しました。ITに関しては、全くの初心者おばさんですが、2週間の短期学習で合格できたので、勉強方法方法さえ間違えなければ、合格率は約50%ですが、大丈夫だと思います。
実践的ではないかもしれませんが、IT関係の入り口には立てたかなーと思います。みなさんも頑張ってください!
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