独学【実用タイ語検定試験 】4級に一発合格した方法!使ったテキストなどと勉強方法&おすすめ教材紹介

実用タイ語検定
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今回は、筆者が独学で勉強して【実用タイ語検定試験 4級】に一発合格した方法をご紹介します。

タイとタイ料理が大好きで、タイ語を勉強し始めました。

筆者は、独学が大好きなのですが(単なるお金がないケチとも言う)、今回も専門学校やオンラインレッスンなどには参加しないで、孤独に一人で勉強しました。(笑)

独学での学習だったのでテキスト代以外、お金はかかりませんでした。どのように勉強して「合格」できたのか、ご紹介します。

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【実用タイ語検定とは】

 
実用タイ語検定試験การสอบวัดระดับความสามารถภาษาไทย、ガーンソープワットラダップクワームサーマートパーサータイ、じつようタイごけんていしけん、The Practical Thai Language Proficiency Test)は、特定非営利活動法人日本タイ語検定協会が実施する、日本語話者向けのタイ語の検定試験である。「タイ語検定」または「タイ検」と略される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

【試験の合格率】

この【実用タイ語検定】は、級によって合格率にかなりの差があります。

この表は、公式サイト発表の

↓↓↓第39回 2022年秋季試験の受験結果です。↓↓↓

筆者が受験した、4級は、

合格率:54.6%
平均点:70.1点

約半分の人が合格できる感じですね。

 

↓↓↓第38回 2022年春季試験の受験結果です。↓↓↓

筆者はこの時5級を受験し合格しました。

5級と4級は、合格率がかなり高めですよね。反面3級以上になると、一気に難易度が増す感じですね。

筆者が受験した、5級は、

合格率:75.6%
平均点:79点

この2回を比べてみると、5級と4級がかなり難化したように思います。

  2022年春(38回) 2022年秋(39回)
  合格率 平均点 合格率 平均点
5級 75.6% 79.0点 65.6% 73.2点
4級 69.2% 74.8点 54.6% 70.1点

【使用したもの】

筆者が使用した教材は、以下4種類です。

①キクタン(入門編)アルク

 

 

②過去問題集(2冊)TLS出版社

 

③練習問題(kindle)

テキストは、キンドルのアンリミテッド(KindleUnlimited)を利用しました。

この電子書籍のキンドル(KindleUnlimited)は、読み放題なのが素晴らしいです。

初回30日間無料体験が出来たり、時期によっては、3ヶ月99円キャンペーンなどもやっています。

筆者もこの3ヶ月99円キャンペーンを利用しました。

筆者が使用したテキストは、5冊です。

 

公式のTLS出版社の5冊を使いました。

5級用

1,単語選択問題編(222問)

2,並べ替え問題編(222問)

3,返答選択問題編(111問)

4級用

4,並べ替え問題編(111問)

5,文章選択問題編(111問)

 

タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書2冊を使いました。

4,初級 単語穴埋め問題100問

5,初級 並べ替え問題100問

とてもお手頃なので、試す価値はあると思います。

④教科書タイ語

タイ文字対策に・・

 

KindleUnlimited(キンドル)の読み放題は、こちらから・・・

【勉強方法】

使用したテキストは、

①キクタン(入門編)アルク

②過去問題集(2冊)TLS出版社

③練習問題(kindle)

④教科書タイ語

上記4つをどのように勉強したのかをご紹介します。

まずは、

①キクタン(入門編)アルク

この本のポイントは、3点
・無料音源付き
・解説が丁寧
・例文が単語毎に区切られて練習するスタイル

無料音源付き

無料でダウンロードできる音源が付いているので、スマホにアプリを入れて、料理中などひたすら流して聞きました。時間がある時は、テキストと一緒に音源に合わせて音読!

解説が丁寧

このテキストには、文法や語源などの説明が書かれているものもあるので、その細かな所もチェックしました。

ここは、「ある」の違いを説明している箇所です。これを理解しただけで、他の文での使われ方が魔法が解けたように分かりやすくなります。

また、タイ語は、語と語が、合わさってできた単語が沢山あるので、その組み合わせを見つけ出すのも面白かったです。


飛行機 と 空港はとても良く似ています。

飛行機:クルアンビン
クルアン⇒機械 ビン⇒飛ぶ

空港:サナームビン
サナーム⇒場所 ビン⇒飛ぶ

単語を分解して語源的に覚えると、関連単語を簡単に覚えることができます。

その点で、このテキストに書かれているメモはとても役に立ちました。

しっかりと、この解説部分も目を通す事をおすすめします。

 

例文が単語毎に区切られて練習するスタイル

無料音源での練習にもとても役に立ったのですが、タイ語の文の構造の練習になりました。

日本は、主語が先頭で、最後は、述語。といった感じですが、

例:私は学校に行く。

      タイ語は、英語に似ていて、

      主語+動詞+目的語 といった構造になります。

例:私は、行く、学校。みたいな感じ(笑)

     日本語や英語との違いは、疑問詞が最後にくる場合や、修飾する語が反対なのも、頭で整理するの が慣れるまで大変でした。

例:日本人

例:人・日本

この独特な文構造を区切った形で例文にしてくれているので、練習するのにとてもやりやすかったです。

 

②過去問題集(2冊)TLS出版社

公式の出版社からは、級ごとに過去問題が販売されているのですが、

筆者は5級の受験だったので、購入したものは、3級~5級までのものです。

どの試験もそうですが、やっぱり過去問題は最高のテキストですよね。

敵を知らないと、対策できませんから・・

⑫ 2013年秋季 2014年春季
⑱ 2019年秋季 2020年春季

の2冊を敢えて、年度に差をつけて購入しました。

問題の傾向などに変化があるのかも見たかったのと、試験アルアルで、昔に出た問題が似たような形で再利用されることが多いので、昔のものも購入しました。

1冊には、2回分練習できるようになっているので、筆者は、4回分を3周して、全ての問題で間違いが無くなるまで行いました。リスニングもCDが付いているので、プレーヤーは必要ですが、練習できます。

ただ・・・この過去問題の最大のマイナス点は・・・

解説が無い!

答えだけしか載っていないので、理屈が理解できないと飲み込めない筆者には、イライラして仕方なかったです。

そんな時に、救世主が・・・

 

③練習問題(kindle)

キンドルで見つけた、素晴らしい教材たち❤

公式のTLS出版社の5冊を使いました。

5級用問題集3冊

1,単語選択問題編(222問)

2,並べ替え問題編(222問)

3,返答選択問題編(111問)

4級用問題集3冊

4,並べ替え問題編(111問)

5,文章選択問題編(111問)

タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書2冊を使いました。

4,初級 単語穴埋め問題100問

5,初級 並べ替え問題100問

 

公式のTLS出版社の5冊は、とにかく問題数が多いのが気に入りました。過去11年間のものを収録しているようです。

また、本番同様、カタカナでルビが付けられていて、単語の意味も書かれています。

ただ、4級用の問題集は、まだ2冊しか出ていないので、5級用を使い、タイ文字をノートに書き込んで練習しました。

↑5級問題集に、苦手な単語のタイ文字を書き込んでいます。

↑4級問題集は、タイ文字のまま勉強できます。

タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書2冊は、公式の本よりもさらに詳しい解説や、一緒に覚えると良いアドバイスなども書かれていて、とても良かったです。

キンドルで勉強する時も、筆者は、ノートに書きだしながら覚えました。

例えば、このページに書かれているように、

「~と~」 の「と」ですが、~の部分に入るのは、形容詞の場合とそうでない場合では、使用できるタイ語が異なるという点です。

このように、日本人学習者にも分かりやすく解説してくれているのが、

タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書です。

同じように、「見る」でも使用され方が違います。

英語でも、日本語では「見る」ですが、watch、look、seeなど使われ方が違いますよね。

タイ語でも同じように、

・動いているものをじっと見る
・自然に視界に入ってきたものを見る
・視線を向けて見る

のように使い方が違うそうです。とっても勉強になりました。

筆者が勉強していた時は、この本は、キンドル版でのみ販売されていたので、ぜひkindleに登録して使用してみてください。

 

上記2つともに共通して言えるのは、電子書籍なので、どんどん本が増えてしまう心配もなく、

タブレットを1つ用意するだけで、数冊が持ち運び可能って凄いですよね。

(スマホでは、画面が小さいので勉強には、タブレット使用をおすすめします。)

また、この2つともが、フラッシュカードの様に1問につき、1ページで構成されているので、

ゲーム感覚でやり続けることができるのも良かったです。

キンドル版のテキストで問題数をこなし、確実に覚えてから、過去問題に手を付けるとスラスラとけて、モチベーションアップにもなるので、本当にオススメです。

キンドルの読み放題は、こちらから・・・

④教科書タイ語

5級と違って、4級は、まるでミミズのような文字が読めないと問題が解けないので、タイ文字が読めるように頑張りました。

筆者は、友人からこのテキストをもらったので、こちらを使用しましたが、こちらも人気のようです。

こんな感じで色鉛筆を使ってグループ分けしながら覚えました。

★★★自作まとめノート★★★

大切な文法は、まとめて覚えました。

上のノートは、因果関係の順番などをまとめています。

こちらは、否定分のマイの位置をまとめています。

類別詞も一覧表にして使われ方と一緒に覚えました。

【合否判定】

全級の一次試験と二次試験ともに100点満点中70点以上の得点で合格判定とします。

筆者は、

総合計得点77.3点 なんとか合格

文法力:70.0%
論理力:80.0%
語彙力:100.0%
読解力:800.0%
聴解力:68.3%

で100点満点ではありませんでしたが、無事1発合格できました。

聴解問題は、過去問題でしか練習が出来なかったので、聴解問題の良いテキストがあれば嬉しいなーと思いました。

今回の受験は11月6日だったのですが、

手元に、合格通知書が届いたのは、11月7日でした。

本当に1ヶ月後でした。

【まとめ】

今回は、筆者が独学で勉強して【実用タイ語検定試験 4級】に一発合格した方法をご紹介しました。

単語帳で、単語を沢山インプットし、過去問題で徹底的に問題を繰り返し行うと、合格できると思いました。特に、キンドル(Kindleunlimited読み放題)のおかげで、この試験に合格できたかなーと思える程だったので、勉強法で悩んでいる方、ぜひ無料体験だけでもトライしてみてはいかがでしょうか?

次は、3級を目指して、頑張りたいと思います。

Kindleunlimited読み放題↓

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