今回は、筆者が独学で勉強して【実用タイ語検定試験 5級】に一発合格した方法をご紹介します。
タイとタイ料理が大好きで、タイ語を勉強し始めました。
筆者は、独学が大好きなのですが(単なるお金がないケチとも言う)、今回も専門学校やオンラインレッスンなどには参加しないで、孤独に一人で勉強しました。(笑)
独学での学習だったのでテキスト代以外、お金はかかりませんでした。どのように勉強して「合格」できたのか、ご紹介します。
【実用タイ語検定とは】
【試験の合格率】
この【実用タイ語検定】は、級によって合格率にかなりの差があります。
この表は、公式サイト発表の
第38回 2022年春季試験の受験結果です。
5級と4級は、合格率がかなり高めですよね。反面3級以上になると、一気に難易度が増す感じですね。
筆者が受験した、5級は、
合格率:75.6%
平均点:79点
だったようです。
【使用したもの】
筆者が使用した教材は、以下3種類です。
①キクタン(入門編)アルク
②過去問題集(2冊)TLS出版社
③練習問題(kindle)
テキストは、キンドルのアンリミテッド(KindleUnlimited)を利用しました。
この電子書籍のキンドル(KindleUnlimited)は、読み放題なのが素晴らしいです。
初回30日間無料体験が出来たり、時期によっては、3ヶ月99円キャンペーンなどもやっています。
筆者もこの3ヶ月99円キャンペーンを利用しました。
筆者が使用したテキストは、5冊です。
公式のTLS出版社の3冊を使いました。
1,単語選択問題編(222問)
2,並べ替え問題編(222問)
3,返答選択問題編(111問)
タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書2冊を使いました。
4,初級 単語穴埋め問題100問
5,初級 並べ替え問題100問
とてもお手頃なので、試す価値はあると思います。
KindleUnlimited(キンドル)の読み放題は、こちらから・・・
【勉強方法】
使用したテキストは、
①キクタン(入門編)アルク
②過去問題集(2冊)TLS出版社
③練習問題(kindle)
上記3つをどのように勉強したのかをご紹介します。
まずは、
①キクタン(入門編)アルク
この本のポイントは、3点
・無料音源付き
・解説が丁寧
・例文が単語毎に区切られて練習するスタイル
無料音源付き
解説が丁寧
ここは、「ある」の違いを説明している箇所です。これを理解しただけで、他の文での使われ方が魔法が解けたように分かりやすくなります。
また、タイ語は、語と語が、合わさってできた単語が沢山あるので、その組み合わせを見つけ出すのも面白かったです。
飛行機 と 空港はとても良く似ています。
飛行機:クルアンビン
クルアン⇒機械 ビン⇒飛ぶ
空港:サナームビン
サナーム⇒場所 ビン⇒飛ぶ
単語を分解して語源的に覚えると、関連単語を簡単に覚えることができます。
その点で、このテキストに書かれているメモはとても役に立ちました。
しっかりと、この解説部分も目を通す事をおすすめします。
例文が単語毎に区切られて練習するスタイル
無料音源での練習にもとても役に立ったのですが、タイ語の文の構造の練習になりました。
日本は、主語が先頭で、最後は、述語。といった感じですが、
例:私は学校に行く。
タイ語は、英語に似ていて、
主語+動詞+目的語 といった構造になります。
例:私は、行く、学校。みたいな感じ(笑)
日本語や英語との違いは、疑問詞が最後にくる場合や、修飾する語が反対なのも、頭で整理するの が慣れるまで大変でした。
例:日本人
例:人・日本
この独特な文構造を区切った形で例文にしてくれているので、練習するのにとてもやりやすかったです。
②過去問題集(2冊)TLS出版社
公式の出版社からは、級ごとに過去問題が販売されているのですが、
筆者は5級の受験だったので、購入したものは、3級~5級までのものです。
どの試験もそうですが、やっぱり過去問題は最高のテキストですよね。
敵を知らないと、対策できませんから・・
⑱ 2019年秋季 2020年春季
の2冊を敢えて、年度に差をつけて購入しました。
問題の傾向などに変化があるのかも見たかったのと、試験アルアルで、昔に出た問題が似たような形で再利用されることが多いので、昔のものも購入しました。
1冊には、2回分練習できるようになっているので、筆者は、4回分を3周して、全ての問題で間違いが無くなるまで行いました。リスニングもCDが付いているので、プレーヤーは必要ですが、練習できます。
ただ・・・この過去問題の最大のマイナス点は・・・
解説が無い!
答えだけしか載っていないので、理屈が理解できないと飲み込めない筆者には、イライラして仕方なかったです。
そんな時に、救世主が・・・
③練習問題(kindle)
キンドルで見つけた、素晴らしい教材たち❤
公式のTLS出版社の3冊を使いました。
1,単語選択問題編(222問)
2,並べ替え問題編(222問)
3,返答選択問題編(111問)
タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書2冊を使いました。
4,初級 単語穴埋め問題100問
5,初級 並べ替え問題100問
公式のTLS出版社の3冊は、とにかく問題数が多いのが気に入りました。過去11年間のものを収録しているようです。
また、本番同様、カタカナでルビが付けられていて、単語の意味も書かれています。
タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書2冊は、公式の本よりもさらに詳しい解説や、一緒に覚えると良いアドバイスなども書かれていて、とても良かったです。
キンドルで勉強する時も、筆者は、ノートに書きだしながら覚えました。
例えば、このページに書かれているように、
「~と~」 の「と」ですが、~の部分に入るのは、形容詞の場合とそうでない場合では、使用できるタイ語が異なるという点です。
このように、日本人学習者にも分かりやすく解説してくれているのが、
タイ語学習ブログ『タイトレ』けいさんの著書です。
同じように、「見る」でも使用され方が違います。
英語でも、日本語では「見る」ですが、watch、look、seeなど使われ方が違いますよね。
タイ語でも同じように、
・動いているものをじっと見る
・自然に視界に入ってきたものを見る
・視線を向けて見る
のように使い方が違うそうです。とっても勉強になりました。
筆者が勉強していた時は、この本は、キンドル版でのみ販売されていたので、ぜひkindleに登録して使用してみてください。
上記2つともに共通して言えるのは、電子書籍なので、どんどん本が増えてしまう心配もなく、
タブレットを1つ用意するだけで、数冊が持ち運び可能って凄いですよね。
(スマホでは、画面が小さいので勉強には、タブレット使用をおすすめします。)
また、この2つともが、フラッシュカードの様に1問につき、1ページで構成されているので、
ゲーム感覚でやり続けることができるのも良かったです。
キンドル版のテキストで問題数をこなし、確実に覚えてから、過去問題に手を付けるとスラスラとけて、モチベーションアップにもなるので、本当にオススメです。
キンドルの読み放題は、こちらから・・・
【合否判定】
全級の一次試験と二次試験ともに100点満点中70点以上の得点で合格判定とします。
筆者は、
総合計得点93.3点 合格
論理力:80.0%
語彙力:100.0%
読解力:100.0%
聴解力:88.3%
で100点満点ではありませんでしたが、無事1発合格できました。
聴解問題は、過去問題でしか練習が出来なかったので、聴解問題の良いテキストがあれば嬉しいなーと思いました。
今回の受験は6月19日だったのですが、
手元に、合格通知書が届いたのは、7月19日でした。
本当に1ヶ月後でした。
【まとめ】
今回は、筆者が独学で勉強して【実用タイ語検定試験 5級】に一発合格した方法をご紹介しました。
単語帳で、単語を沢山インプットし、過去問題で徹底的に問題を繰り返し行うと、合格できると思いました。特に、キンドル(Kindleunlimited読み放題)のおかげで、この試験に合格できたかなーと思える程だったので、勉強法で悩んでいる方、ぜひ無料体験だけでもトライしてみてはいかがでしょうか?
次は、4級を目指して、みみずのような文字と格闘しながら頑張りたいと思います。
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