上智大学の外国語学部 英語学科の推薦入学試験(公募推薦)は、
一般試験と違って、学力だけの勝負ではなく、それまでの高校生活の努力が評価されます。
・『学科ごとの個別テスト』及び『面接』
・『高等学校調査書』
・『自己推薦書』
・『レポート等特定課題』
少しでもこの努力点を上げるために私が行ったことをお伝えします。
高等学校調査書
高等学校調査書は、文部科学省のホームページに記載されています。
評定平均
上智大学の外国語学部 英語学科は、
全体の評定基準4.0以上及び
英語の評定平均値4.3以上が必要です。
私は、英語の評定平均値は5、全体評定はAで出願することができました。
全体の評定平均値 学習成績概評
5.0~4.3 | A |
4.2~3.5 | B |
3.4~2.7 | C |
2.6~1.9 | D |
1.8以下 | E |
ですので、目標は4.0ではなく、
Aがもらえる4.3以上を狙って行きましょう。
※基準さえクリアしていれば、合否には関係ないかもしれませんが、イメージ的にはプラスだと思いますし、
目標を高く設定することは大切です。
学校の役員やボランティアなど色々なことに挑戦
学校外の活動は、担任の先生が把握しきれないと思うので、
細かく記入して担任の先生に渡すと良いと思います。
空欄よりも小さなことでもたくさん書きてもらうようにしました。
スピーチコンテストなどに挑戦
外国語学部なので、スピーチコンテストなどの受賞があると良いと思います。
上智大学主催のジョンニッセル杯は、奨学金の対象にもなるので、積極的に参加するといいです。
私は、日程が合わずに断念しましたが、他のスピーチコンテストで提出しました。
自己推薦書
自己推薦書は、大学の指定する用紙に記入します。
パソコン入力も可能ですが、私は書きたい内容が多かったので、手書きで小さめの字で書きました。
間違えたら、修正テープは使いたくなかったので、はじめから書き直しで、
清書書きだけでも10回以上は書き直しました。
内容については、
✔『志望動機』
✔『学力』
✔『学業成績以外の卓越した能力』
✔『課外活動・社会活動の実績』
✔『特技』
などを記述し、自己を推薦する内容であることが必要と書かれています。
私が、実際に書いた内容の割合的には、
志望動機(学部・学科・将来の夢・今までの活動にかかわること)が7割、
何故、他学部や他学科ではなく、ここを志望するのか、
また入りたいと思っているゼミやコースなどを調べ、
自分の将来に繋がるように書きあげました。
その他の自己アピールが3割(志望動機と繋がるものだけに厳選して記入)
外国語検定試験
外国語学部の英語学科の外国語検定試験の基準は、
✔英検準1級
✔TOEFL iBT72
✔TOEIC L&R 785, S&W 310
などどれか1つをクリアしていればいいです。
が、私は、上記3つの試験は全てクリアしました。
どのように勉強したのかは、こちらをご覧ください。
国際教養学部の基準である79を超える事が出来ていたのと、
4技能の得点がバランスよく取れていたので、それが決め手となりました。
(公式のFAQにもありますが、点数や試験によって有利などは、無いようですが、
評定平均同様少しでも良いイメージで!を意識しています)
学科の指定する『レポート等特定課題』
ここ数年、この学科の課題レポートは、
『あなたの高校時代に最も影響を受けた本あるいは先生とは』
です。
A4レポート2枚程度・横書きでワープロ原稿可・日本語、英語どちらでも可と大まかな規制しかありません。
文字の大きさやフォント、余白によって文字数はかなり変わってくるとは思いうのですが、文字数より、もちろん中身が大事だということだと思います。
ちなみに、私は、
『影響を受けた先生』について、
英語でA4余白少な目で2枚目最後の行まで書きました。
本ではなく先生にした理由は、
本はこのために数冊読んだのですが、2枚も書けるほど内容がなく、
自分の結び付けられるレポートにならなかったためです。
日本語ではなく、英語で書いた理由は、日本語は苦手でかっこいい言いまわしが使えなかったこと。
自己推薦書は、日本語で書くので、英語力のアピールにもなると思った事。
そして、この課題をやるにあたって、英語の勉強にもなり一石二鳥であったこと。
の理由から、先生について英語で書きました。
出願の締め切りギリギリまで何度も追加や書き直しをしました。
ワープロ原稿可だったのは、とても助かりました。
内容は、先生のことはもちろん、上智大学を志望する理由に繋げながら書くように心がけました。
私の場合は、よくある、この先生のお陰で、
私もこの先生みたいな先生になりたい!
というのが使えなかったので、大変でした!
(私の夢が先生になりたいではなかったので・・)
まとめ
上智大学の推薦入学試験(公募)を受けようと思っている方は、評定平均や、英語検定試験をクリアして初めて、受験を受ける資格がもらえるので、少しでも早くから計画的に取り組む事がとても大切となります。
私の時は、外国語学部の英語学科に関する情報が全然なかったので、このサイトが皆さんのお役に立てると嬉しいです。