近年、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)という言葉をよく耳にします。
でも実際に始めている人はまだ一部に過ぎません。
「なんとなく難しそう」「元本保証がないのが怖い」「そもそも制度がよくわからない」──
そんな理由で、せっかくの“国が用意したお得な制度”を使わないまま、時間だけが過ぎていく人が多いのです。
自分も数年前まではNISAもiDeCoもやっていませんでした。
でも実際に始めてみて感じたのは、**「知らないことが一番の損」**ということ。
この記事では、平均年収の会社員が40歳から60歳までの20年間、
「毎月2万円」をNISAとiDeCoで運用した場合をシミュレーションしながら、
それぞれのメリット・デメリット・選び方のポイントをわかりやすくまとめました。
1. そもそもNISAとiDeCoって何が違うの?
- 
共通点:どちらも「運用益が非課税」
 - 
大きな違い:
・NISA=いつでも引き出せる
・iDeCo=60歳まで引き出せないけど節税できる 
2. NISAのメリット・デメリット
メリット:
いつでも引き出せる自由度/投資初心者でも始めやすい
デメリット:
所得控除がなく、節税効果は限定的
3. iDeCoのメリット・デメリット
メリット:
掛金が全額所得控除で、節税効果が絶大(20年で約120万円)
デメリット:
60歳まで引き出せない/手数料が少しかかる
4. 「どっちが得?」より「どっちを優先?」
- 
生活に余裕がある人 → iDeCoで節税効果を活かす
 - 
万一に備えたい人 → NISAで自由度を確保
 - 
両方を併用するのが最強(目的別に分けるのがポイント)
 
5. なぜ多くの人が始めないのか?
- 
元本保証がないことへの不安
 - 
制度が難しそうという印象
 - 
学校でも会社でも教えてくれない“金融教育の欠如”
 
預金は安心かもしれない。でも“増えない”。
一方で、NISAやiDeCoは「お金が働く仕組み」を学べる貴重なツール。
6. “知らないまま”が一番のリスク
自分もかつては「よくわからないからやらない派」でした。
でも今では、「知って、行動する人」と「知らないままの人」の間に、
確実に差が広がっていくと感じます。
このブログが、NISAやiDeCoを始めるきっかけになれば嬉しいです。
  
  
  
  

